セルフライゲーションブラケット・・・・

ブラケットとワイヤーの保持による摩擦を必要最低限に抑えた装置で現在、数種類の装置がある。
治療効果として従来の装置と比較して、歯の動きが速く、痛みが少ないといった利点がある。下に細かく説明いたします。
当院では、セルフライゲーションブラケットとして 3M社のクラリティーSLという装置を使っております。

従来の矯正装置

ワイヤーとブラケットを固定してしまう為、歯の動きに影響を与えて
自然な動きの妨げになることがありました。 
歯にブラケットと呼ばれる装置をつけ、そのブラケットのくぼみに金属のワイヤーを装着して 
ブラケットを通して歯を目的の位置まで移動させていました。 
その際にワイヤーが外れないように、金属の線(結紮線)や
モジュール(小さい輪ゴムのようなもの)で結びます。 
結ぶことによりブラケットとワイヤーにある程度の摩擦が生じます。 
この摩擦が大きいと歯の動きが鈍くなります。 

しかし、今まではこのような構造で歯を動かしていました。 
最近、この障害となる摩擦をほとんど無くす装置が誕生しました。 
その装置の名前を『セルフライゲーションブラケット』と言います。

『セルフライゲーションブラケット』は名前を変え形を変えて各社から出されています。 
当医院では、その中でも世界中で評価を受けている『クリアティSLブラケット』を使用しています。


クリアティSLの特徴


クリアティSLは他社では実現しにくかった、ブラケットの素材をガラスメインにすることに成功した結果、見た目にも優れた審美ブラケットとして誕生しました。

(金属だけからなるセルフライゲーションブラケットは以前からあります。)

クリアティSLは従来の矯正装置と比べて以下のような利点があります。
  1. ガラスタイプのブラケットのため、目立ちにくい
  2. チェアータイム(施術時間)の短縮
  3. 治療期間の短縮 (摩擦の軽減による歯の効率的な動きが可能に
  4. 必要以上の摩擦が生まれない為、歯周組織に優しい歯の移動が可能
  5. 痛みの軽減(歯の移動に必要な力は10g~20gです。

しかし、今まではブラケットとワイヤーの摩擦がどうしても生じてしまう為、 
50g~100gと少し大きな力を与えて歯を動かしていました。
その余分な力が、必要以上の痛みを与えていました。)

以上の利点から従来の装置より治療期間が短縮されました。
(通常2年~2年半→1年半~2年程)

咬み合わせ

・短い時間でより良い治療結果を得る事ができる。
・治療手順がシンプル。
・通院回数が少なくて済む。

通常、セルフライゲーションブラケットを用いた場合、
1年半くらいで治療が終了しますが、歯の動きは個人差がありますので御了承ください。